今日は第一回目の親子バレエ、”クリスマスパーティ編”を行いました。
お集まり頂いたみなさん、ありがとうございました！
子供達もみんな夢中に取り組んでくれて、お母様方のサポートもあり、とっても楽しい会となりました。

ちいさな子供達にはまずは踊る楽しさを沢山味わってほしいなぁと思います。
本当に心から好きと思えることには、人はすごいエネルギーや頑張り、集中力を発揮できる。
その好き！っという強い強い気持ちがあれば後にやってくるどんな壁にぶつかっても果敢に立ち向かっていけるのではと思います。
今日のプログラムは通常のレッスンとは少し異なり、物語の中で、表現力、創造性、リズム感、認知、判断力、仲間との協調性、コミュニケーション能力等を伸ばすエクササイズを取りこんでみました。どれもこの時期にだからこそやっておきたいものですね。
特に小さい子供は正しく正確にやることよりも、いろんな動きにチャレンジするのほうが、脳や身体の発達にとてもいいと言われています。
通常のプレバレエのレッスンではこのようなエクササイズの他に、柔軟性、バレエに適した身体作り、リズム運動等を行い初級（小学生）になると少しずつバーレッスン、バレエの本格的なステップを学んでゆきます。

私は小さなころから憧れていたダンスがあるのですが、それは海外の映画のワンシーンなどに出てくるような昔の農民や平民（？！）みたいな人達がたき火を囲んでわいわい踊っている（お酒なんか飲みながら！）、そんなダンスです。それは嬉しい、楽しいから踊りたい、心躍るから踊りたい、という純粋な踊りたいという欲求で、人間が本来自然に持っている感情、表現方法です。
また大昔はあらゆる儀式に踊りが取り入れられていましたが、踊りは人間の感情を表現するものとしてもっと日常生活に身近で自然な存在だったようです。

バレエは舞台の上で人に見せるという目的の為に発達した表現方法なので、本来の純粋な踊りから、美しく見せるという職人芸の技に進化してしまったのですが、でもやっぱりその根底には純粋な踊る楽しさというものがあり、人との交流があります。シンプルなことですが、何かを突き詰めていくと本来の目的や意味を忘れてしまいがちです。いくつになっても教師も生徒もこの気持ちを忘れずにいけるといいなぁと思っています。

今日は第一回目の親子バレエでしたが、沢山の方と踊りを通して交流でき、とっても楽しい時間でした。
そしていつかたき火を囲んでみんなで踊りたいです（笑）
またいつかお会いできるのを楽しみにしています♪
Merry Christmas!