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10.52014
子供(幼児)からバレエを習うことのメリットとは?
バレエは小さいころから習うとよいといわれていますね。
これはYesでありレッスンのやり方によってはNoでもあります。
もちろんNoになるようなレッスンは取り入れませんがが、まずYESについて書いていきたいと思います。
まず足についてです。
人間の足のアーチ、そして土踏まずは、なんと大体5歳ぐらいまでにほぼ80パーセントほどが形成されるという研究結果が出ています。
そしてこの土踏まずはバレエのみでなく、その後の様々なスポーツや日常生活に非常に役立つものです。
反対にこの頃までに適度な刺激を足に与えていないと偏平足になり易く、子供が躓きやすい、すぐに転ぶ、などの問題が起こり、後に腰痛を起こしやすい、故障をしやすいとも言われています。
土踏まずは身体の体重に対するクッションというとても大事な役割を果たしています。
バレエは土踏まずを作り上げるいいトレーニングが沢山取り入れられています。
またこの頃の足の裏、そして足首の角度をきちんと整えておくと後の脚が真っすぐに伸びやすい、また骨格が綺麗に整いやすいので、もしも子供が将来バレエダンサーになりたいのであれば、ある意味メリットになるかもしれません。
現代の子供は足の筋力が弱くなってきていると言われています。単純な運動不足もありますが、裸足の生活が少なくなったことも理由の一つに挙げられます。
この時期の靴選びもとても重要です。
靴の選び方とちょっとしたコツで足指が強化できる靴に変わります。
そしてもしお子さんが将来トウシューズを履きたいのであれば、この頃に足のアーチを作っておくことで、後のポワントワーク(トウシューズでのレッスン)が楽になります。
バレエでは子供のころから足裏と内腿のトレーニングを取り入れていますが、これは綺麗な脚をつくる重要なポイントです。内腿が弱いとO脚になっていきます。そして先述したよう足首も大切なポイントです。
また適度なストレッチも身長を伸ばしたり、手脚を長くする効果があります。
子供の骨の成長に対し、筋肉が追いつかないことがよくありますが、常に筋肉を適度に伸ばしておくことで、骨が伸びやすくなります。
そしてなにより子供のころに骨に刺激を与えること、全身運動をすることは言う間でもなく心身にとてもいい影響を与えますね。
次回は、バレエと子供の脳の働きについて書きたいと思います。