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Jee先生のバレエ留学体験記4(ワガノワバレエアカデミー)

6、最後に

これが私からの最後の留学体験記になりますが、

留学を考えている生徒さんに、私の経験からアドバイスできるとするなら・・・

まずは今のうちから英語をしっかり身につけておいてください!

不安もある海外生活ですが、言葉ができるだけでも勇気が湧いてきます。

昔のロシアでは英語があまり通じませんでしたが、今は英語ができるロシア人も増えましたし、やはり英語は話せるとどの国へ行っても心強いです。

そしてバレエの基礎をしっかり身に着けること。

ピルエットが沢山回れても、バリエーションが踊れても、コンクールで上位に入っても、基礎がなければバレエスクールでは通用しませんし、バレエ団にも入れません。

綺麗に立つ、正しいプリエ、タンデュ、その上に正しいテクニックが成り立ちます。

次に、自己表現を怖がらないこと。

こうしたい!という意思をしっかりもつこと。

自分の思いをきちんと言葉でも伝えられることが外国人とコミュニケーションするにあたりとても大切です。

言葉でも踊りでもなんでも『伝える』力が必要です。

皆さんは家族に『大好きだよ』っていえますか?

日本人は苦手な人が多いかもしれませんが、踊りにおいても表現力のある人は普段から自分の気持ちを伝えることに対して躊躇しないと思います。

そして向上心、学ぶ姿勢を常に持って日々のレッスンに励んでほしいと思います。

留学後にはどんなバレエ団にいきたいのか。どこの国で踊りたいのか。

そこまで明確にしておくとなおよいと思います。

 

本当にかなえたい夢があるなら

『あきらめないこと』

『考えること、行動し続けること』

こうなりたい!と夢を明確にしておくと、誰にどんな皮肉を言われたとしても全く気にならなくなります。

留学のオーディション前に『あなたには無理よ』と言われた私でしたが、

なぜか『私はワガノワに行く!』と強く思っていたので、まったくこの皮肉な言葉が気になりませんでした(笑)

もしこのような言葉を真に受けて、挑戦することをあきらめていたらワガノワに行くことも大好きなバレエの道に進むこともなかったかもしれません。

最後にいつどこにいても

『感謝の気持ちをもつこと』を忘れずに・・・♡

人生にはいろんな選択肢があり素晴らしい職業が沢山あります。バレエだけがすべてではありません。

でもバレエのレッスンで学んだことは、バレエ以外の道に進んだとしてもきっと役に立つときが来ます。

どんな道であれ、皆の夢がかなうことを心から応援しています!!

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