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バレエの回転のコツ

先日東京高等バレエ学校校長の里見先生とお話をしてゆで卵の高速回転の話をお聞きし、バレエの指導の理にかなっていたというお話が、とても分かりやすかったので皆さんと一緒に、バレエでよく言われる引き上げて何かな?たくさん回るには?について考えたいと思います。

まずゆで卵を高速で回転させるとどうなるかみてみましょう。

 

 

ゆで卵は立ちましたね。

これは長年の謎たったのだそうですが、早く回転すると重心が高くなるから立つということが解明されたそうです。

つまり回転するとは重心が高くなるということです。
沢山回転したければどんどん重心を上げていくことがカギとなります。

この卵のように縦に伸びていくようなイメージです。

 

ではゆで卵と生卵に回転の違いはあるのでしょうか?

生卵のように中身がぐにゃぐにゃの液体だと回りません。

殻はかたくても中身の液体は慣性の法則によりすぐに回転してくれないからです。

人間の体もぐにゃぐにゃの部分は回転についていけないということです。
つまり体がぐにゃぐにゃでは回れないということですね。
女の子だったらスカートをはいて回るとスカートは広がりながら後からついてくる、というのをやったことがあると思います。
身体で言えば後ろの手、上半身が遅れてしまい、力が外に広がってしまします。

 

では話をゆで卵に戻して、重心を高くする(バレエでは引き上げと言います)ために人間の重心がどこにあるか見てみましょう。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、人間の重心は下腹のあたり、小さい子供はもう少し上になります。
ゆで卵の回転のように重心を高くするには、人間の体では腰、もしくは身体をより高い位置に持ち上げ上に伸びていくようなイメージでよいと思います。

回転の得意なタマラ ロホは回転のコツを聞かれたときにホイップクリームのようにどんどん上に上がっていくイメージと言ってました。
さて、引き上げの感覚がわからない人にいくつか簡単なエクササイズを紹介したいと思います。

1、つま先立ちで両手を上にあげて万歳の形のような形で背伸びをして体を上下に細く長くしてみてください。
(プレバレエの皆さんは毎回ことあるごとに沢山やってるおなじみのエクササイズですね)
肋骨が前に出たりでっちりになるのはまだ細く長くなっていません。
(なかなかうまくいかない人はまずは寝て行ってもよいでしょう。同じく万歳で背伸びをして手足をひっぱります。おともだちや家族に手足を引っ張ってもらってもよいですね)
まっすぐ一直線に長くなった時の上半身の感覚や体が軽い感覚を保ったまま肩を楽におろして歩いてみましょう。
回転や体の移動が軽快に行えるようになります。

2、プリエをせずに膝をのばしたまま、その場でぴょんぴょん跳んでみます。腰、おなかが上がる感じがあれば正解です。

3、椅子に座って両手で椅子の座面を軽く押して体を持ち上げてもよいです。肩が下がって下腹がきゅっと上がっていくような感覚です。

これらの感覚で日々の日常生活を送れるようななるとより楽に、綺麗に踊れるようになると思います。

下の動画はグランフェッテという連続回転の技ですが、卵が立つのと同じようなものは見えますか?!

Facebookにも参考になりそうなピルエットの動画をアップしてみたのでよかったら覗いてみてください。

どの先生のバレエのレッスンでも、だらっと立たない、もっと腰を上に持ち上げて!上に伸びる!と言われますが
まずは立ち方から、普段の生活からこの習慣を身につけることがバレエ上達の早道だと思います。

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